2006年04月18日

SONNY CLARK TRIO/Sonny Clark

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ソニー・クラークというと、以前当ブログでもご紹介した「COOL STRUTTIN'」があまりにも有名ですが、トリオ演奏のこちらも捨てたものではありません。

なんと言っても曲がいい!

特にオススメなのは8曲目の「Softly As in A Morning Sunrise」です。
この名曲の極めつけと言ってもよい名演で、クラークのブルージーで少し湿った感じのするピアノタッチ、独特の絶妙な間、遊び心がたまりません。
私は、ピアノトリオでは同曲のNO.1バージョンではないかと思っています。
尤も、題名「朝日のようにさわやかに」とは大分違った趣の演奏であるのは否めませんが・・・

フィリー・ジョー・ジョーンズの活きのよい小粋なドラムスに影響されてかピリリと引き締まった3曲目「Two Bass Hit」、バド・パウエルを彷彿させる5曲目の「Be-Bop」などは、普段マイペースにスイングするクラークが「ちょっと頑張ってみました」的な雰囲気が感じられて楽しいです。

また、エレガントな雰囲気の9曲目「I'll Remember April」は美しいバラード調の味付けがされていますが、前回ご紹介したパウエルによる演奏と聴き比べてみるのも一興です。

その他の曲もクラークらしさ全開で、まさに全てがオススメです。
ジャケットのセンスもよく、持っていて損はない1枚だと思いますよ。

それにしても31歳にして麻薬中毒でこの世を去ってしまったのが返す返すも残念です。


初心者オススメ度 ☆☆☆☆☆
曲目
posted by パンチ at 00:01| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) |  Sonny Clark | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月02日

COOL STRUTTIN'/Sonny Clark

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今回は通称「足」のジャケットと呼ばれているソニー・クラークの超有名盤です。

本アルバムは、一昔前のジャズ喫茶では「これがかからない日はない」と言われていたほどの超人気盤なのですが、本国アメリカでは全然売れなかったそうです。

ソニー・クラークは、ブルージーでねばっこい独特のピアノ・タッチがその持ち味となっているですが、なんといってもその右手の生み出す哀感あふれる親しみやすいフレーズが日本人の心の琴線に触れるのではないかと思っています。


本アルバムは、そんなソニー・クラークを名手ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)がしっかりと脇を固め、アート・ファーマの端正でリリカルな温かみのあるトランペット、ジャッキー・マクリーンの情熱的でテナーっぽい音色のアルト・サックスそれぞれが持ち味を出しきった好演が光ります。

ここでは、表題曲である「Cool Struttin'」も良いのですが、2曲目「Blue Minor」をオススメしておきたいと思います。

クラーク作曲の親しみやすいテーマをもった曲ですが、なによりもマイナー調の曲調がクラークのピアノの特徴をより一層ひきたてているうえに、ファーマー、マクリーンのソロもベストといえる出来栄えで心に染み入る名演です。


初心者オススメ度 ☆☆☆☆☆
曲目
posted by パンチ at 00:00| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) |  Sonny Clark | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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