2006年01月23日

THE RETURN OF ART PEPPER/Art Pepper

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今回は、アルト・サックスの名手アート・ペッパーが、トランペットのジャック・シェルドンを従えたカルテットでの演奏が収められている「THE RETURN OF ART PEPPER」です。

アート・ペッパーが麻薬の関係で刑務所から出所して最初の吹き込みなので「RETURN」です。

アート・ペッパーという人は職人肌の天才ミュージシャンで、時に情緒的になりすぎる事もあるのですが、ツボにはまった時のペッパーの演奏は、繊細で表現力豊かな優しい音色で、他には真似できない情感豊かなアドリブを聴かせてくれます。

本アルバムは、トランペットとアルトの暖かみのある美しいアンサンブルと多彩な曲目が魅力的で、ペッパーでは先にご紹介した「MEETS THE RHYTHM SECTION」と並び私のお気に入りの1枚なのです。


オススメは、憂いを帯びたアドリブとシェルダンの気の利いたソロがよい7曲目の「Minority」、独特の緩急をつけたペッパー節を堪能できる2曲目の「Broadway」、少しくぐもった感じのする優しい音色で情感たっぷりに謳いあげる3、8曲目の「You Go to My Head」「Patricia」におけるバラード演奏、そして得意のラテン調の軽快なナンバー「Patricia」あたりでしょうか。

特にアルバム前半の4曲は、緊張感を失わない良い演奏をしていて甲乙つけがたい出来ですよ。


初心者オススメ度 ☆☆☆☆


曲目
posted by パンチ at 10:30| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) |  Art Pepper | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月10日

ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION/Art Pepper

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こちらはアルトサックスの名手アート・ペッパーの会心作です。
その名の示すとおり、当時のマイルス・ディビスのリズムセクションを迎え、アート・ペッパーのアルトが冴え渡ります。

アート・ペッパーと言えば「破滅型」のミュージシャンとも呼ばれ、麻薬で身を滅ぼしてしまうのですが、本作では良い意味でのそういった繊細な「あやうさ」を時折のぞかせながらも、思わず「うまい!」と唸ってしまうような職人芸を随所に披露してくれています。

中でも7曲目の「Tin Tin Deo」が一番のオススメです。
フィリー・ジョーの軽快なドラムスにのって、情感たっぷりに朗々と謳いあげるペーパーのアルトは圧巻です。そして、最後に〆めるレッド・ガーランドのピアノがまた小粋。

初心者オススメ度 ☆☆☆☆
posted by パンチ at 17:09| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) |  Art Pepper | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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