2005年11月09日

Booker Little/Booker Little

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ブッカー・リトルは、若々しい張りのある音色の中にどことなく漂う哀感が特徴的なトランペット奏者です。彼は23歳という若さでこの世を去ってしまうのですが、そんな悲劇的な彼の一生を、なぜか彼の吹くラッパの音色に重ね合わせて聴いてしまうのです。

そんなわけで元々リトルの残した演奏自体が少ないのですが、本アルバムは唯一彼のワンホーンによるリーダー作です。この他では、エリック・ドルフィーとのファイブ・スポットにおける共演が有名ですが、本作はリトルの演奏が全面的にフィーチャーされており、またビル・エバンス・トリオのベーシストとして有名なスコット・ラファロとの共演が最大の聴き所です。

天才ベーシスト・ラファロもまた25歳という若さでこの世を去ってしまうのですが、夭折した2人の天才の出会いはある意味奇跡といってもよいのではないでしょうか?

本アルバム全6曲中5曲がリトルの作曲で、全編リトルの若々しくもどことなく物悲しいトランペットとラファロの歌うようなベースを堪能することができるのですが、中でもオススメは3曲目の「Bee Tee's Minor Plea」です。

リトルオリジナルのブルースですが、ウイントン・ケリーのブルージーなピアノに乗って漂うようなリトルのラッパが絶妙です。欲を言えばラファロのベースソロをもう少し長く聴きたかった。

初心者オススメ度 ☆☆☆


posted by パンチ at 12:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | トランペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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