2009年10月11日

RAY BRYANT TRIO/Ray Bryant

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レイ・ブライアントを一言で表現するとセンスの良いピアニストといったことになるでしょうか。決して超一流とは言えないのかもしれませんが、愛すべきピアニストの一人です。

親しみやすくメロディアスなソロが身上ですが、MJQのジョン・ルイスを思わせる上品さ優雅さ、漂う哀愁、そして時折顔をのぞかせるソウルフルでスインギーなタッチ、これを曲によって見事に使い分けるセンスの妙は見事の一言です。

いずれも過剰でなく程良いのがセンスのよさを感じさせる秘密かもしれません。

本作は、そんなレイ・ブライアントの代表作と言えるアルバムで、メロディアスなアドリブが心地よく、リラックスして聴くことができるピアノ・トリオの名盤です。

なんと言ってもオススメは1曲目の「Golden Earrings」でしょう。
メロディアスで哀愁を帯びたメロディ、ソロが魅力的で、レイ・ブライアントと言えばこの曲と言っても過言ではないでしょう。

また、優雅で上品なタッチが光る2曲目「Angel Eyes」、メリハリをつけて軽快にスイングする4曲目「Splittin'」、本家MJQに勝るとも劣らない5曲目「Django」、メロディアスで優雅なアドリブが堪らない6曲目「Thrill Is Gone」、クリフォード・ブラウンの名曲の渋い演奏が心憎い7曲目「Daahoud」など、いずれ劣らぬ名曲揃いで珠玉の名演と言えましょう。

深まる秋にピッタリの1枚だと思います。


初心者オススメ度 ☆☆☆☆

1. Golden Earrings
2. Angel Eyes
3. Blues Changes
4. Splittin'
5. Django
6. Thrill Is Gone
7. Daahoud
8. Sonar


Ray Bryant(p),Ike Isaacs(b),Specs Wright(ds)

Recorded April 5, 1957

posted by パンチ at 19:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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