2009年12月18日

BLUES ette/Curtis Fuller's Quintet

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今回は、JAZZの名曲「Five Spot After Dark」のオリジナル版が収録されている、カーティス・フラーの「BLUES ette」です。

村上春樹の著作「アフターダーク」のタイトル名は、この曲からとったとも言われており、またかなり昔のことですが「アリナミンV」のテレビCMでも使われていたので聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう(私はCMで知っていました。年がバレますが)。

トロンボーン奏者のカーティス・フラーは、第一人者J・J・ジョンソンの影にかくれやや地味な存在というイメージが強い人です。

実際、その演奏スタイルもおっとりとして地味なのですが、じっくり聴いてみるとスルメのようにその良さが染み出てくる感じが実にいい。

重厚なトロンボーンの特色を生かした暖かみのある少しかすれた低音で、音数こそ少ないものの落ち着きのある小粋なフレーズがなんとなく耳に残りまた聴きたくなる、と言った感じでしょうか。

その作曲・編曲能力で有名なテナーサックスのベニー・ゴルソンとのハーモニーは美しく、フラー、ゴルソン、ピアノのトミー・フラナガンともに少しくぐもったような音の調和がとれていてジャズ喫茶全盛時代の人気版だったというのも頷けます。

やはり1曲目「Five Spot After Dark」が白眉ですが、アップテンポの4曲目「Minor Vamp」での白熱したゴルソンとどっしり構えるフラーのソロ対決や、ノスタルジックなメロディーの5曲目「Love Your Spell Is Everywhere」も秀逸です。

寒い冬の夜に聴きたくなる名盤です。


初心者オススメ度 ☆☆☆☆☆

1. Five Spot After Dark
2. Undecided
3. Blues-ette
4. Minor Vamp
5. Love Your Spell Is Everywhere
6. Twelve-Inch

Curtis Fuller(tb),Benny Golson(ts),Tommy Flanagan(p),Jimmy Garrison(b),Al Harewood(ds)

May 21,1959,N.Y.C
posted by パンチ at 21:10| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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